偉そうに言ってはみたもののなかなか踏み出せていなかった私ですがこの度本気出して電動化を行います!
もちろん自転車の電動化ということですが最近ではいろんなタイプが発売されていてなかなか迷えるようになっています。
まだ電動化されていない方、迷っている方の参考になれば幸いです。
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なぜ電動が必要なのか?
これはみなさんさまざまかもしれませんが私の場合
と言い切れます。
トレイルとは林道や登山道のような自然の中にある未舗装路を指します。
MTB(マウンテンバイク)に乗っているとこのような未舗装路を走ることがメインになるのですがこれがなんせ険しい!
獣道のようなこともザラで坂道の斜度10%は普通、20%〜30%さえ珍しくはありません。
このような道をなんとか登りきり、下り(ダウンヒル)を楽しむのが私の基本的な週末。
ということで
が非常に大事になってきます。
このために体力をつけトレーニングを行ってきましたが一日一回のトレイルを2回にするということは単純に体力も倍必要、もちろん簡単なことではありません。
そんな時に白羽の矢が立ったのがE -MTBというわけです!
電動化すれば全て幸せ?
初めはいいところばかり見てしまいがちですがデメリットもあります。
一個一個話していきましょう。
重量問題
トレイルの中には斜度が30%を超え、物理的に乗車不可の登りもあります。
のですがこれまでと比べて重量が増えるということは単純に未知なる地獄に遭遇する…ということになります。
電動=重い
通常のE -MTBだと20キロ越えはザラで、それでもまだ軽量と言われているのが現状です。
担ぎ上げや押し上げが必要になるトレイルではこの重量増は簡単には受け入れられませんでした。
ダウンヒルとクライミングの天秤
ダウンヒルバイクと言えど軽量なバイクの方が人馬一体となり操作性にしても気持ちいいものです。
先ほども出てきたように電動化することで一気に重量が増えてしまい、せっかくのダウンヒルが楽しめなくなってはダウンヒラーとして本末転倒…。
この問題もかなり悩みました。
巡航距離とバッテリー問題
これは誰もが思うことでしょう!
ここで問題になるのがバッテリーの容量の問題。
もちろん多いに越したことはないのですが電力量が多い=重たいですからここもバランスが大事になります。
これもバッテリーの進化を待つべきか非常に悩んだところでした。
全てを解決!?救世主の登場!
SPECIALIZED LEVO SL
私が日頃からお世話になっているスペシャライズドが放つ、他のメーカーとは一味違った視点で送り出すE -MTB!
スペシャライズドの回し者ではないかと思われるほど我が家にはスペシャライズド製品が溢れていますが回し者ではございません。
正直言ってこのコンセプトはめちゃくちゃピンポイントで合っています。
これは言い切らせていただきましょう!
軽量!ちょっと前のダウンヒルバイクより軽い!
DH仕様のMTB photo:redbull | LEVO SL photo:specialized |
一昔前のダウンヒルバイクは20kg前後あったそうですが
SPECIALIZED LEVO SL=17kg台(モデルによって前後します)
サスペンションストロークこそ違いますが、LEVO SLはトラベル150mmを有していますので大抵はこなせます。
優等生MTBフレームのいいところを大いに継承!
STUMP JUMPER photo:specialized | LEVO SL photo:specialized |
そう!LEVO SLはスタンプジャンパーそのもの!まさに電動スタンプジャンパー!
オールマウンテンとして有名な性能を誇るスタンプジャンパーのジオメトリー、コンセプトを引き継いで電動化されたバイクが気持ち良くないわけがない!(スペシャライズド愛強め)
偏見を省いてもスタンプジャンパーの性能は世界中で評価されていますので安心できる要素と言えます。
必要な力を確実にアシスト!
世界中の色々なメーカーを見てみると電動の性能は様々、それらのE -MTBと比べるとLEVO SLは見劣りしてしまうかもしれません。
モーターの出力もバッテリーの持続距離も少なめとなっています。
しかしその分超軽量!
実際のアシストパワーは最大240w!これはトレイルでのアシストとして十分なパワーと言えますし、エコモードを使用すればアシスト機能を使いながらも約130km走行が可能です。
もしもっと長く走りたい場合専用の予備バッテリーを搭載することもできます。
予備バッテリーは
- 重量:約1kg
- 走行距離:約65km
パワフルなE-MTBに憧れてしまいますがそれと引き換えに今現在は非常に重たい車重となってしまいます。
SPECIALIZED LEVO SL
ダウンヒル性能を犠牲にしないわずか17kgのE -MTB。
これからのMTBライフにぜひいかがでしょうか?