登場と同時に話題を掻っ攫うほどの実力、期待を持つヨネックス カーボネックス。
なんとこの度フルモデルチェンジを果たすとのことで否が応でも期待が膨らみます！
さぁ今回は世界中が待ち望んでいたヨネックス カーボネックスの新型をじっくりみていきましょう！
「CARBONEX SLD」
このブランドのバイクの持ち味はその計算された”推進力”
前作の登場から時間が経っていますがヨネックス特有のバネ感に魅了されたサイクリストは多いのではないでしょうか。従来のカーボネックスの類まれなる推進力をしっかりと踏襲した上で、史上最軽量540g（Sサイズ/未塗装 社内比）を達成した超軽量オールラウンダーが誕生しました。
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時代の最先端の材料を纏う
新型を一見すると外観状では真新しさは感じられず、最近のディスク型オールラウンダーの典型のような形状をしています。しかしそれは外見上の話、このよく見る形のロードバイクの中身には時代が生み出した最先端技術がぎっしり詰め込まれています。
TORAYCA M40X
こう呼ばれている新素材はこれまで難しいとされていた弾性と強度のバランスをこれまでにない高次元で両立した新開発のカーボン繊維です。下のスペック表では弾性率が大きく向上、チェーンステーやフォークといった足回りに採用されていることから路面に対するアプローチが非常に高いことが伺えます。
これまでと同等以上の強度でしっかりと踏ん張り、高弾性を活かした路面に対する高いトラクションを発揮、これらの性能は俊敏な加速性とコーナリング時などの安定性を大きく向上させています。
2G-Namd Speed
シートステーに採用された新素材は2G-Namd Speed、この素材の特筆すべき点は静止時においては通常カーボン素材同様の剛性を保持、いざペダリングを開始し走行する場合には素材の変形量、要するにしなりが大きくなる所にあります。
素材の高弾性性質を生かし、しなりからの戻り速度を向上させこれまでにない反応速度を実現、ペダリングからの入力を瞬時に推進力に変換し高い効率を実現します。
NANOMETRIC DR
新素材はこれだけではありません、「粘り強さ」と「反発性能」を高次元で両立する、ヨネックス独自開発のナノサイエンス素材「NANOMETRIC DR」をメイン素材としてフレームを整形、従来よりも大幅に材料を抑えることに成功しました。強度に関して従来品を上回ることはもちろん約16%もの軽量化も同時に達成しています。
奥底にしっかりと宿る継承された技術
初代CARBONEXから熟成さえもされている技術を継承、速さ、軽さだけではない究極のバランスへ到達。
GUMMETAL
トヨタ自動車グループで開発された素材であるゴムメタル。元来金属ではなしえることのできなかった「低弾性率変化」と「高度強化」を両立することのできる夢のチタン合金素材も採用。
MICRO CORE
一般的なコア材に比べ250%も高密度な特性を持つマイクロコア。その特性を持つ素材であるからこそ手に入れることのできた非常に高い振動吸収性能。
OVAL PRESSED SHAFT
チェーンステーの構造上非常に重要なファクターである形状を研究、オーバルプレスドシャフト理論に基づいて設計されたチェーンステーは高い横剛性を発揮した上、適度なしなりを残すことで強力なトラクションを発揮。
Line up
| 製品名 | CARBONEX SLD（カーボネックスSLD）フレームセット |
| サイズ | XS、S |
| メーカー希望小売価格 | ¥594,000（税込） |
| 原産国 | 日本 |
| カラー | ブルー/グリーン、マットブルー/マットグリーン |
photo:yonex
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