空力性能すらも手に入れてしまったグラベルロード！新型Factor Ostro Gravel。「場所を選ばず勝利するという精神」
Ostro Gravelには我らが東レ製のブレンドカーボンが使用されています。
このブレンド製法によりグラベルに必要な柔軟性と剛性を保持し、最適なバランスを実現しているとのことです。重量に関しても54cmサイズのフレームで重量は900gと非常に軽量に仕上げられています。
同社Ostroにも採用されているワイドスタンスフォークが組み合わせられたフロント部分はバイクのエアロ性能に大きく寄与。出力にして9Wの削減が可能です。
レースバイクらしからぬ積載性能を持ちトップチューブにバッグを搭載できることに加え、BB付近のマウントも備えていますがグラベルとしてはやや不十分と言えるでしょう。
しっかり荷物を積載するためにはバイクパッキング装備が必要になることは覚悟しておかなければいけません。
最大700C×45mmのグラベルタイヤを装着可能であり、このサイズであれば大抵の優秀なタイヤを装着できます。
もちろんこれ以上に大きなサイズのタイヤも存在しますがレース向けであることを考慮すれば十分なクリアランスです。
非常に高価なCeramicSpeed製のヘッドセット、BBを標準で搭載、ハイエンドバイクであることがうかがえます。
ハンドル幅は20mm刻みで選択可能で幅は(36cmから44cm)、ステムの長さは80mmから140mmが選択可能です。
独自設計のシートポストに合わせられるのはSelle Italia X BB FEC。
コンポーネントにはSRAM REDでまとめられ、完成車の重量は56サイズで8.12kgと軽量に仕上げられています。
器用貧乏にならない高い汎用性を備えつつ、レースで勝利するための剛性を有する戦闘力。
まさにどこででも勝利するグラベルバイクと言えそうです。
photo:cyclingtips
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