ここ最近目覚ましい飛躍を遂げているモーターとバッテリー。
この進化は自転車の世界にも大きな改革をもたらしました。通勤やロングライド時に大きな手助けとなるEバイク(電動バイク)は誰にとっても気になる存在!
私の周りでもEバイクが徐々に増えてきています。こないだなんかはトレイルでEバイクについて行くことになり、あわや他界するところでした。
ただ楽なだけではなく最新の技術を有したEバイクは自転車に乗るという楽しさも存分に楽しませてくれます。
本記事では電動の力を手にしたグラベルロードを一挙ご紹介していきます!
ここ数年盛り上がりを見せるグラベルライド!ロードバイクとは違い、オフロードを含めたサイクリングコースを走破します。オンロードでは体験できないような冒険にも似た感覚に中毒者も続出中! 私たちが生活[…]
CANNONDALE トップストーン ネオレフティ1
キャノンデールネオカーボンレフティ1は、カーボンフレームとフロントおよびリアサスペンションを備えた標準のトップストーンレフティを電動化したモデル。
リアは、ピボットとカーボン独特のしなりを生かしたサスペンションとキャノンデールがキングピンリアサスペンションシステムと呼んでいるスルーアクスルピボットを使用したパッシブサスペンションシステムで、サドルで最大30mmのストロークを可能にします。
前面には、スレートグラベルバイクで最初に導入されたグラベルレフティサスペンションフォークの改良版を搭載。こちらも30mmのストロークを持つエアスプリングサスペンションです。
パワーユニットは、250ワットのボッシュパフォーマンスラインスピードシステム、低いケイデンスでもうまく機能し、スポーティなライディングフィールを実現しています。
SRAM ForceとeTapAXSをMTBX01 Eagle12リアディレイラーと組み合わせたコンポーネントを採用し、ホイールには700cではなく650bホイールをチョイス。これによりタイヤ最大クリアランスは47mmを誇ります。
SPECIALIZED ターボクレオ SLエキスパートEVO
スペシャライズドは、ターボクレオというロードモデルが存在しますが名前にEvoを追加することで、e-bikeグラベルモデルを表します。
デザイン自体は非常に酷似していますがEVOにはグラベル走行のための専用ホイールとタイヤのセット、フレアハンドルバー、50mmのトラベルを備えたドロッパーポストが装備されています。
また、さらなる快適さのためにステムの下にルーベでお馴染みのフューチャーショック2.0サスペンションを搭載、サスペンション自体は装備されていませんが十分な快適性能を手にしています。
パワーユニットの専用設計されたSL 1.1モーターは、テクニカルなトレイルや急勾配を想定され設計された高トルクシステムとは違い、発生トルクはわずか35Nmではありますが非常に自然なライドフィールを体験できます。またこのパワーユニットには抵抗がないため、バッテリーを節約したり、人力だけで走行する場合もモーターからの抵抗を感じることはありません。
これにより大幅な軽量化をはたしアシストレスでサイクリングを楽しむことさえ可能となるでしょう。
よりロングライドを計画する場合は、レンジエクステンダーを追加し約65キロ延長できます。さらに専用のアプリケーションであるSpecializedのMissionControl Appを使用すると、走行モードをカスタマイズできます。
CANYON グレイル ONCF 8 eTap
キャニオンのグラベルロードといえばGravelcockpitと呼ばれるユニークな2階建てハンドルバーが有名です。
これはキャニオンがグラベル走行の快適さはフロントが大きな役割を担っていると考えているからです。二階建てハンドルバーはさまざまなポジショニングを可能にし、リアフレームの柔軟性も合わさりバランスの取れた快適なライドを提供してくれます。
パワーユニットにパフォーマンスラインCX(Gen4)と呼ばれるボッシュのマウンテンバイクシステムを使用。このシステムは、トラクションをコントロールすることが難しい低ケイデンス状態、高トルクの上り坂の状況でも、根、ステップ、および岩などの障害物を難なくクリアすることができる戦闘的なシステムとなっています。
GIANT リボルト E +プロ28mph
ジャイアント リボルト E + Proは、クラス3モーターを搭載した汎用性の高いバイクです。
これは普段の舗装路から里山のトレイルまでが守備範囲であるということ。普段の通勤時の快速状態を出力することもでき、さらに急勾配の繰り返される山でも大きな手助けをしてくれます。
コンポーネントにはShimanoのGRXグループセット、タイヤは市街地を考慮したマキシス Receptor セミスリックグラベルタイヤがセットされます。
パワーユニットにはヤマハが開発したSyncDriveProモーターを採用、距離を伸ばしたい場合はレンジエクステンダーバッテリーを追加することも可能です。
ALCHEMY E-Ronin GRX
アメリカコロラド州デンバー本でハンドメイドされるアルケミー。
一つ一つ手作りで行われる独自の製法はカーボンの柔軟性に定評があります。
E-Roninはカスタムジオメトリーの幅こそ少ないですが、カスタムペイントに関しては追加で500ドルを支払えばオリジナルのバイクが製作可能です。
スペシャライズドの考えと似ており、パワーユニットには出力を抑えたより自然なフィーリングのFazuaモーターをチョイス。この選択は軽量なE-Roninにおいてはベストでしょう。
グラベルバイクらしくボトル3本搭載可能で、ダウンチューブとフロントタイヤ間には十分なクリアランスがあります。
このバイク実は非常に珍しい販売方法もとっており、電動自転車では珍しいフレーム販売のオプションもあるそうです。
ヒトコト!
天気の悪い日は家でグラベルを体験しよう!
シーズンが冬に近づくたびに出番が増え始めるスマートトレーナー。天候が悪い日、ワクチンが出回ってきても依然として猛威を振るっているCOVID-19の制限があっても、気軽に安全にライディングが可能です。通信回線の発達、アプリの開[…]