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2025年最新型!ピナレロ新型ドグマF発表!New Pinarello dogma F

2024年はオリンピックの年であり、またツール・ド・フランスも間近に迫っています。この時期に合わせて、数多くの新しいロードバイク製品が市場に登場してくることでしょう。

今回ご紹介するピナレロももちろん例外ではなく、全面的にアップデートされた新型のドグマ F を発表しました。

ピナレロが有しているフラッグシップバイクであるドグマは、平坦なステージ、山岳ステージ、そして石畳のクラシックレースにおいても紛れもなくチームの主力レースバイクです。


新型ドグマ F は、軽量化が図られているもののピナレロ自体は重量がバイクの空力特性や転がり抵抗ほど重要ではないと見解を示しています。同社の調査によれば、CdA(空気抵抗係数)をわずか0.2%改善するだけで、バイクの重量が175gも軽減されるという結果が得られています。

また、2022年のツール・ド・フランスでのゲラント・トーマスのパフォーマンスデータを分析し、エネルギー効率と潜在的な空力節約の比較に基づいて、この理論を確認しています。

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ピナレロは、最新の数値流体力学(CFD)シミュレーションと風洞試験によって、新しい(依然として非対称の)フレームの設計を根本的に再設計しました。これにより、0.2%のCdA改善目標を達成。

この新しいエアロダイナミクスの中で、特筆すべきは幅の狭いヘッドチューブに続く厚みの薄いダウンチューブです。このダウンチューブには、2014年のDogma F8で初めて導入された「ノーズ」が備わっており、新設計となった独自のヘッドセットと相まって容積と幅が縮小されました。

今回の新設計の形状のヘッドチューブを実現するために、ヘッドセット自体も再設計、ステアラー形状も変更されました。

新しいOndaフォークでは、バイクの側面に広がる部分が楕円形のステアラーに置き換えられました。これにより、ステアラーの前面に余裕が生まれ、ケーブルを側面ではなく前面に効果的に通すことが可能になりました。

さらに、新しいステアラーは、前後方向のコンプライアンスを高めるとともに、左右のハンドリングの剛性を維持することを目的としています。この改善により、バイクのコンプライアンスとハンドリングが向上し、よりスムーズな走行が可能とされています。

新しい「エアロキール」ボトムブラケットは、ボトムブラケット領域の空力性能を向上させるために、3.5度回転する特別な形状を持っています。ピナレロは、この革新的なデザインにより、CdAを1.2%改善することに成功しています。

新しいボトムブラケットの形状により、ピナレロはタイヤクリアランスをさらに広げ、フレームが700c x 30mmのタイヤを容易にクリアできるようにしました。これにより、ピナレロのチームは石畳のレースで理想的なタイヤサイズを選択できるようになります。

この他バイクのエアロダイナミクスの向上にはスルーアクスルの改良が寄与。ディレイラーハンガーも同様の方法で統合され、UDH(ユニバーサルディレイラーハンガー)は使用されていません。

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フレームの改良点として、新設計のスリムなOndaフォークがあります。このフォークには楕円形のステアラーが採用され、下り坂でのハンドリングとスピードを向上させるための47mmのレイクが組み込まれています。

すべてのフレームサイズにこのレイクが装備されており、シートポストクランプも更新されて軽量化とスッキリした外観が実現されました。シートチューブに完全に統合されたクランプは、外観だけでなくほこりや汗からの保護も考えられています。

フロントエンドには、7度のフレアが加わったドロップバーと、サイズに応じて7度または4度の内側に曲がった新しいTalon Fast統合コックピットが装備。より空気力学的に優れ、自然なライディングポジションを提供するとされています。

 


 

ピナレロは、CdAを0.2%改善するという目標を達成。また、フレームの重量も前バージョンよりも108g軽量化、最小構成時にはペダルやボトルを除いた53cmサイズで6.63~6.88kg(14.62~15.17ポンド)にまで軽量化されています。新しいToraycaのM40Xカーボンファイバーを使用することで、フレームの剛性も向上しています。

完成車は、シマノ・デュラエースDi2、新型SRAM RED AXS、またはカンパニョーロ・スーパーレコードワイヤレスといったトップクラスのコンポーネントで提供。

フレームは43~62cmの11サイズで展開し、ライダーの身長やライディングスタイルに応じた選択が可能です。

塗装については、角度によって色が変わる新しいLuxter塗装を含む3つの標準オプションを提供し、合計6つのオプションが用意されています。

 

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