今年進化を遂げた新型 Colnago V4R は
- 加速力
- コーナリング
- クライミング
- ダウンヒル
など多岐にわたってライバル達に優位に立ち回れるように設計されており、勝利ただ一つがこのバイクの目的です。
V4Rのプロトタイプでは 10 人もの異なるライダーが合計 23 回の勝利を収める実績を上げています。
優秀で豪華なテストライダー陣
ツールドフランス2連覇を達成したタディ・ポガチャルら超豪華テストラーダーによる貴重なフィードバックを受け開発されたV4R。
これらのフィードバックによって
- ジオメトリ
- カーボンレイアップ
- 空力性能
- 快適性能
を大幅に改良したことはもちろん、軽量化も果たしています。
タディ・ポガチャルという男。[caption id="attachment_14570" align="aligncenter" width="750"] https://www.instagram.com/tadejpogacar[…]
新たに採用されたコクピット
フレーム形状はエアロロードバイクに引けを取らない空力性能を有し、より強靭な剛性を持ち、重量までも軽減することを目標に開発されています。
新しいコクピット CC.01 ハンドルバーユニットは、重量を軽減し、オリジナルのケーブルルーティングを可能にしています。3Dプリンターを用いて制作されたコンピューター マウントとフォーククラウンの滑らかな曲線は空気抵抗の大幅な削減に寄与します。
ケーブル類の内装化によってヘッドセット上部のベアリングが大口径化されそれに伴いヘッドチューブが広くなりました。
新設計の軽量化されたフォークは、タイヤのクリアランスを最大 700x32mm まで拡張、それにも関わらず無駄を省いた形状とCC.01 コックピットによって空気抵抗になり前面投影面積は V3R よりも小さくなりました。
システム剛性の向上によりベアリングへのストレスが軽減されたことでヘッドチューブ内部には、CeramicSpeed 社製の高性能ヘッドセットが採用することが可能になりました。
剛性と快適性という相反する要素を絶妙にバランスさせたV4Rは、スプリントとシッティングクライムの 2 つの高トルク状況での力を測定する社内の「Real Dynamic Stiffness」テストによって生み出されました。これら 2 つのシステム剛性は、それぞれ 4% と 5% 前作よりも向上しています。
UAE チーム エミレーツがENVEとパートナー契約を締結UAEのエース タディ・ポガチャルは、今年 7 月に開催されるツールドフランス第110回大会で昨年失ったタイトルを取り戻すための強力な武器を手に入れたようです。ENVEは[…]
フレーム単体ではわずかに重量増となっていますがフォークとコックピットのパーツが軽量化されたことで、V4R のシステム全体の重量は前作に比べ 47g 軽量化されています。
カラー&ラインナップ
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