機材を変えれば速くなる!最適なカスタムで速く走ろう!
このホイール欲しいなぁ
あのホイール欲しいなぁ
どれどれ…いくらするの?は!?高っ!
確かにね…エンジンであるあなたのパワーアップが先じゃない?(ホッ…)
ロードバイクってエンジンが人間だからパーツや機材変えても変わらないと思っていませんか?
もちろんエンジンである人間を鍛えることはとっても大事ですが、ロードバイクはいろんな抵抗と戦うスポーツです。
この抵抗をうまくいなすことで速さを手に入れることが可能、そしてこのいなしてくれるものこそがパーツであり機材なんです!
今回は全く知らなかった人からすると劇的に効果が出る内容となっています!
途中一丁前なグラフなど載せてはいますが気にしなくてOK!エビデンスやなんやかんや小難しいことはその手の連中がやってくれています。私たちはただただ最高の効果を実感し喜びに浸れば良いのです!
本記事も可能な限りわかりやすく、最大限効果が出るように書いていきますので是非最後まで読んでみてください!
1:タイヤ空気圧の最適化で最大16w削減!
タイヤの空気圧のグラフを用意しましたので見てみましょう。
- Y軸=縦軸=転がり抵抗
- X軸=横軸=タイヤ空気圧
- ■=非常に粗いアスファルトの路面
- ■=粗いアスファルトの路面
- ■=新しいアスファルトの路面
- ■=ローラー台、ベロドローム
を表しています。
テスト条件
- ライダー重量:70キロ
- 走行速度:40km/h
- テストタイヤ:コンチネンタル GP4000S
非常に粗いアスファルトとは路面で言うとパリルーベのような路面で、空気圧の上昇とともに大きく必要パワーが上昇しています。しかしパリルーベクラスの路面の粗さは一般的にロードバイクで走行している以上なかなかお目にかかれないほどの路面と考え参考程度に考えます。
一般的に粗い路面というと■が表しており、■の路面は新しく工事されたアスファルトです。大体のロードバイクのサイクリングはこの路面が繰り返し現れることになると思いますので重点的にこのグラフを見ていきます。
タイヤ空気圧が100〜110psiまでは徐々に必要パワーが減っていますが超え始めると一気に必要なパワーが上がっていることが見て取れますね。これは低すぎても高過ぎても良くないということを表しています。
参考に100psi=6.89barです。
※私の体重65キロ+車体重量10キロで適正空気圧は前後とも約5.5〜6barくらいです。
要するに感覚だけで高めに入れてしまいがちですが空気圧が適正であるかどうかで最大16wの違いが出てしまうということ!
そしてそれは高過ぎても低過ぎても影響してしまうと言うことです。
わかりました!
参考程度にはなりますが走るシチュエーションごとの空気圧をまとめると
- ■=石畳クラスの路面(ガッタガタの路面)=70psi=4.8bar
- ■=田舎道にある整備されていない路面(県道に多い)=95psi=6.5bar
- ■=定期的に整備された路面(国道に多い)=110psi=7.6bar
- ■=屋内のツルツルした専用の路面(普通の人は走れない)=160psi=11bar
- ※ライダー重量=70kg ※10kg=1bar程度
まずはこれを参考に体重が70kgより軽い人は空気圧を下げていく方向で調整を、重い人は増やしていく方向で調整を行いましょう。
女性の方は1〜2bar程度マイナスしてからスタートしてもいいでしょう。
※ゲージ付きポンプで調整しても多少誤差は残るもの!そんなに神経質にならずに楽しんで調整してみましょう!
普段のサイクリングは■=田舎道にある整備されていない路面(県道に多い)のような出現頻度が多い路面に合わせて調整してみましょう!こればかりは人それぞれですのでみなさんのサイクリングコースに合わせてセッティングしてみてください!効果は抜群ですよ!
ガチ目な方にはこれが必須!
最初に多めに入れて抜いて調整がやりやすい!自分のスペック上一番パフォーマンスを発揮出来、頻度の最も高い路面をターゲットに絞って調整するといいかも!
繰り返しテストして段々感覚の精度を上げていきましょう!
2:タイヤチョイスで最大31.8w削減!
タイヤコンパウンドはなかなか馴染みの少ない言葉かもしれませんが、各タイヤメーカーが研究を重ねて生み出した技術の結晶とも言え、自転車の走行に多大な影響を与えます。
例えば有名なもので言うと
コンチネンタルのブラックチリコンパウンドは聞いたことがある!僕は大好き!
なにわともあれ各メーカーのコンパウンドの性能を見てみましょう!
- ■=転がり抵抗
- ■=必要パワー
を表しています。
テスト条件
- ライダー重量:70キロ
- 走行速度:45km/h
グラフの一番下にあるタイヤが最も転がり抵抗に優れており必要パワーが少ないモデルです、逆にグラフの一番上にあるタイヤは最も転がり抵抗が大きく必要パワーが多いモデルとなります。
一番下にあるVeloflex Recordは45km/h走行時に16.5w必要で、逆に一番上のCadex Race Tubeless TLRは45km/h走行時に48.3w必要ということがこの表からわかります。
※実際の出力パワーから必要分間引いているとお考えください。
あれ?これってチューブレスのデータだけ?
チューブラーやクリンチャーなら変わってくるんじゃないの?
タイヤの種類ごとに転がり抵抗の差がないことはありません。
しかしその差は僅かな差であるようです。
クリンチャー>チューブレス>チューブラー間でのパワーの差は約1wの差が出ますがこれは誤差の範囲と言えるでしょう。
ロードバイクの場合買ったばかりの状態だとお安いタイヤが装着されていることも少なくありません!
是非自分の自転車に装着されているタイヤを確認し、先ほどの表で見てみましょう!
もしかしたらで最大31.8wの削減ができるかもしれませんよ!?
Continentalのチューブレス対応技術はついにロードタイヤの革新へ。Grand Prix 5000 S TRはコンチネンタルブランドの象徴でもあるグランプリの最新作です。チューブレスロードタイヤの再発明[…]
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3:エアロホイールと組み合わせればさらに最大20w削減!
自転車にとって避けて通ることのできない風!
この風は空気抵抗という壁となり自転車に立ちはだかります。実際立ちはだかるというと空気の壁をイメージしますがどちらかというと空気が離れやすいほど空気抵抗は小さくなります。
自転車で走っている時は空気を押しのけて進みつつ、空気に引っ張られているということ。
こちらを見てみましょう。
ホイールとタイヤの断面を表し、風は下から上に抜けています。
風の当たり方はどれも変わりませんが、上部の抜け側(左→真ん中→右と上部の渦巻き状の矢印)が小さくなっていることにお気づきでしょうか?
この渦巻きが小さくなることで風が離れやすくなり、一般的に空気抵抗が少なくなります。
こちらもご覧ください。
緑色の部分が空気が引っ張っている部分だとしたら右側のZIPP 202は左のBOXRIMに比べて非常に小さいことがわかります。
この結果こそ世界中のトライアスリートがこぞってZIPPZIPPという所以なのでしょう!
ZIPPってエアロホイールで有名だね!
これしか信用しない選手もいるんだって!
ではどれ程差が出るのでしょうか、こちらをご覧ください。
このグラフは各メーカーのホイールを現実世界で起こりうる風向き(ヨー角)で実験し、それぞれどれだけパワーが必要になり差が出るのかを走行速度:40km/hを想定して実験したものです。
※現実は風向きが一定ではありませんが非常にややこしくなるので割愛します。
先ほどタイヤの銘柄の部分でも話に上がりましたが買ったばかりのロードバイクは安いタイヤとホイールがセットされていることも珍しいことではありません。
それは大体の人が交換する場所でもあり、メーカーとして安く自転車を提供するために端折れる部分でもあります。
まだホイールを変更していない人は是非エアロを考慮してみてはいかがでしょうか!?
エアロワイドリムとツライチに組んだらマジめちゃくちゃ変わりますよ!?
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圧倒的コストパフォーマンス!この金額でフルカーボン+リムハイト50へ!見た目の変化も相まってカスタム効果は走りだけにとどまらない!
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確実に速く走れるホイール!これだけは間違いない!ただ生半可なパワーで踏んでもいまいち答えてくれない玄人向けかも!?40km/h 以上の走行に気持ちよさを感じる人は確実に幸せになれます!
まとめ:合計で最大67.8w削減可能!
それではまとめていきましょう!
- 空気圧の最適化→最大16w削減!
- タイヤチョイス→最大31.8w削減!
- ホイールチョイス→最大20w削減!
- 合計→最大67.8w削減!
いかがだったでしょうか?
今回の記事は大幅にロードバイクライフを改善することができる内容になっています。
特に見て頂きたいのがロードバイクを始めたばかりだったり、機材に疎い人!
最初の一台として購入したバイクがお安いモデルだった場合は、ほぼ確実にホイールやタイヤは性能が高くない安いものが割り当てられているものです。
このような場合はカスタマイズすることで別の乗り物かと思うほどの効果を期待できます。
今一度是非確認してみてください!
めちゃくちゃ損しているかもしれませんよ!
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