TOKYO 2020 オリンピック開催
本来であれば昨年開催予定であったTOKYO2020。
オリンピックが開催されることにはいろんな意見が飛び交っています。
開催反対の意見もあるでしょう、半ば強引な決断も必要でしょう、今の状況でウィルスへの完全勝利はまだ早いでしょう、感染者も増えてしまうでしょう。
しかし私自身は今回の目的はスポーツを通して世界の危機(コロナウィルス)に挑み今後の勝利へとつなげることではないかと思います。
TOKYO 2020 オリンピック ロードレース(男子)
- 開催日時 7月24日(土) 午前11時頃〜
- コース 武蔵野の森公園(東京)→富士スピードウェイ(静岡)
こんにちわ。CALLです。 CALLファンデルポールかっこいい… 嫁ちゃんここのところ大活躍してるよね! CALLうん!でもアラフィリッ[…]
コースレイアウト
ご覧の通り難易度は世界レベル!
パリニースのコースもツールのモンヴァントゥ2本コースも凌駕する獲得標高を誇り、走行距離もクラシックレースと同等の234km!
これに追い討ちをかけるのが日本特有の高温多湿の気候。
梅雨明けし、夏本番を迎えた猛暑の日本!
最高峰の難易度のコースを厳しい暑さの中で各国の選手たちは攻略することになります。
オリンピックロードレースのディフェンディングチャンピオンのグレッグ・ファンアーベルマート(ベルギー)など有名選手が最前列に位置し、スタートの瞬間を待ちます。
今大会の注目選手であるワウト・ファンアールト(ベルギー)の姿も!
(国籍:ベルギー 脚質:行方不明)
クライマーが悶絶する山岳も勝利可能な最終シャンゼリゼのスプリント勝負を勝ち取ったキングオブスプリンター!彼が活躍するコースは山だろうが、スプリントだろうが、タイムトライアルだろうがお構いなし!サイクリストの常識の範疇を超えている為、現在脚質は行方不明の状態 ※巷では脚質:ファンアールト
最有力候補ではないでしょうか!?
7日間に渡る激闘の最終戦は個人タイムトライアルサイクルロードレース:ティレーノ・アドリアーティコステージ 7 https://twitter.com/TirrenAdriatic[…]
レーススタート
レース序盤はユライ・サガン(スロバキア)などの選手によるアタックがあり逃げ集団が生まれます。
この逃げに8名の選手が乗っかり、追走が生まれることもなくメイン集団は逃げを容認しレースは進みます。
夏の日本の暑さもあり、各選手チームカーから氷をもらっては背中に押し込む姿も見られました。
逃げを見送ったメイン集団はディフェンディングチャンピオンのグレッグ・ファンアーベルマート(ベルギー)とヤン・トラトニク(スロベニア)が集団をコントロールします。
ヤン・トラトニク(スロベニア)は終始強い牽引で活躍しました。
中盤にて落車が発生!中にはGの姿が…
逃げ集団とメイン集団のタイム差が19分に開いていた頃、登り区間にて落車が発生します。
この落車にはゲラント・トーマス(イギリス)とテイオ・ゲイガンハート(イギリス)、ジュリオ・チッコーネ(イタリア)、グレゴール・ミュールベルガー(オーストリア)が含まれますが幸い復帰後メイン集団に合流します。
ゲラント・トーマス(イギリス)は今年のツールも非常に落車に悩まされた選手の一人。
これまで集団をコントロールしてきたヤン・トラトニク(スロベニア)に代わって先程落車したものの集団復帰していたジュリオ・チッコーネ(イタリア)が一気にペースアップ!
これに続くようにリゴベルト・ウラン(コロンビア)やパヴェル・シヴァコフ(ロシア)、テイオ・ゲイガンハート(イギリス)がアタックを仕掛けていくも決定打にはなりませんが徐々にメイン集団は人数を減らします。
メイン集団から脱落してしまっていた新城幸也(日本)と増田成幸(日本)は下り区間での猛追により集団復帰します。
残り92km地点の「富士山麓」までに逃げ集団とのタイム差を5分台まで一気に短縮します。
富士スピードウェイのフィニッシュラインを逃げ集団から3分遅れで通過するも、ゲラント・トーマス(イギリス)がリタイア。
日本で走ってくれてありがとう!G!
ここからダミアーノ・カルーゾ(イタリア)、ティシュ・ベノート (ベルギー)、ウィルコ・ケルデルマン(オランダ)らを含む、各国強豪選手による度重なるアタックが発生!
集団内ではアタック合戦が繰り広げられ、残り53km地点でレムコ・エヴェネプール(ベルギー)とエディ・ダンバー(アイルランド)、ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア)が抜け出しますが残り48km地点で最初の逃げ集団もろとも吸収されます。
いよいよ終盤!勝負が決まるか!?三国峠!
コース発表当時世界各国で話題となった三国峠!
それもそのはず。
コースプロフィールは全長6.7km/平均10.1%/最大18%!
もう壁にしか見えません。
誰の目にも勝負どころということがわかるほどにシンプル!
このようなこともあり各国こぞって三国峠を試走を行なったそうです。
急勾配が続くキツい三国峠ではマウリ・ファンセヴェナント(ベルギー)が集団をコントロール。
最年長(41歳)のアレハンドロ・バルベルデ師匠(スペイン)を含むリッチー・ポート(オーストラリア)、レムコ・エヴェネプール(ベルギー)、そしてここまで健闘していた日本の誇りである新城幸也、増田幸成2名も遅れてしまいます。
そして勾配が最大になる区間に差し掛かった頃ついにヤツが動きます!
ツール・ド・フランス覇者であり、チョロ毛がチャームポイントの
タディ・ポガチャル(スロベニア)
がアタック!
タディ・ポガチャルという男。[caption id="attachment_14570" align="aligncenter" width="750"] https://www.instagram.com/tadejpogacar[…]
2年連続マイヨジョーヌのガチのアタックに対応できたのはブランドン・マクナルティ(アメリカ)とマイケル・ウッズ(カナダ)の2名!
強烈なマイヨチョロ毛アタックになんとか食らいつくように後方の選手たちは協力し、激坂区間を先頭で超えていった選手たちを追いかけます。
その甲斐あって山中湖に向かうダウンヒル区間などで続々と有力選手たちが合流、ついには13名の最終候補に絞られました。
13名の最終候補
- タデイ・ポガチャル(スロベニア)
- ブランドン・マクナルティ(アメリカ)
- マイケル・ウッズ(カナダ)
- ミハウ・クフィアトコフスキ(ポーランド)
- リチャル・カラパス(エクアドル)
- アルベルト・ベッティオル(イタリア)
- リゴベルト・ウラン(コロンビア)
- ワウト・ファンアールト(ベルギー)
- ダヴィド・ゴデュ(フランス)
- バウケ・モレマ(オランダ)
- ヤコブ・フルサン(デンマーク)
- マキシミリアン・シャフマン(ドイツ)
- アダム・イェーツ(イギリス)
メンバーを見ていくと脚質で言うところのクラシックスペシャリストや、オールラウンダーが名を連ねています。
普通に考えると最大勾配18%の登り区間の後にスプリンターが先頭に残っていることなどまずあり得ませんもんね。
!?
ツールに続きまたしてもヤツが紛れ込んでいます…。そうです…
冒頭でも紹介しました。
(国籍:ベルギー 脚質:行方不明)
クライマーが悶絶する山岳も勝利可能な最終シャンゼリゼのスプリント勝負を勝ち取ったキングオブスプリンター!彼が活躍するコースは山だろうが、スプリントだろうが、タイムトライアルだろうがお構いなし!サイクリストの常識の範疇を超えている為、現在脚質は行方不明の状態 ※巷では脚質:ファンアールト
※2度目
タイム差15秒!先頭逃げ切りか!?
TOKYO 2020 オリンピック ロードレース表彰式&リザルト
TOKYO2020 オリンピック MTB(クロスカントリー男子) [caption id="attachment_14775" align="aligncenter" width="1024"] photo:Getty[…]
TOKYO2020 MTB 女子 クロスカントリー [caption id="attachment_14824" align="aligncenter" width="1024"] image credit:Getty[…]
1位 | リチャル・カラパス(エクアドル) | 6:05:26 |
2位 | ワウト・ファンアールト(ベルギー) | 0:01:07 |
3位 | タデイ・ポガチャル(スロベニア) | |
4位 | バウケ・モレマ(オランダ) | |
5位 | マイケル・ウッズ(カナダ) | |
6位 | ブランドン・マクナルティ(アメリカ) | |
7位 | ダヴィド・ゴデュ(フランス) | |
8位 | リゴベルト・ウラン(コロンビア) | |
9位 | アダム・イェーツ(イギリス) | |
10位 | マキシミリアン・シャフマン(ドイツ) | 0:01:21 |
11位 | ミハウ・クフィアトコフスキ(ポーランド) | 0:01:35 |
12位 | ヤコブ・フルサン(デンマーク) | 0:02:43 |
13位 | ジョアン・アルメイダ(ポルトガル) | 0:03:38 |
14位 | アルベルト・ベッティオル(イタリア) | |
15位 | ディラン・ファンバーレ(オランダ) | |
16位 | ダニエル・マーティン(アイルランド) | |
17位 | サイモン・イェーツ(イギリス) | |
18位 | パトリック・コンラッド(オーストリア) | |
19位 | ラファウ・マイカ(ポーランド) | 0:03:40 |
20位 | ジャンニ・モスコン(イタリア) | 0:03:42 |
35位 | 新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス) | 0:10:12 |
84位 | 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) | 0:19:50 |
- 関連記事
2024年に使用されるワールドツアーチームの機材を紹介しようという今回の記事!シーズン前にしっかりと予習しておくためにもぜひチェックしてみてください!前回記事はこちら![sitecard subtitle=関連記事 […]
- 関連記事
エアロロードという乗り物最高のエアロロードは、ライディングの平均速度をグッと高めます。巡航速度の維持はサイクリングの快感でもあり、最高の爽快感を提供してくれます。この巡航速度の向上には空力性能の向上が絶対条件[…]
- 関連記事
ヴァーチャルサイクリング屋外での実走はとても気持ちが良く最高に充実した時間を過ごせます。が!天気や、仕事などいつもいつも外で走れるとは限りません。そんな時に活躍してくれるのがインドアトレーニン[…]