仕事も趣味も生き方も自分らしく!そして何よりも楽しく!CALL BLOGへようこそ!

UAE ポガチャルの勢いが止まらない!ツールも圧勝のまま終わってしまうのか!?強烈な走りと共に締め括ったステージ15を振り返る!

昨年までのポガチャルとは一味違う今シーズン!ジロ・デ・イタリアの圧勝から始まり、他チームのエース級の選手に対しても明らかに格の違いを見せつけているように感じます!

ツールを連覇したときが懐かしく感じてしまうほどログリッチとの伝説のバトルは数年前のものになってしまいましたが、あの頃の異次元の強さを感じる今シーズンとなっているのではないでしょうか。

関連記事

今年もツールの季節がやってまいりました!2024年のツール・ド・フランスは6月29日にイタリアのフィレンツェでスタート、チームは総勢22チームが参加し、176人のライダーが競い合います。内訳はワールドツアー参加の[…]



特にここのところのレースでの宿敵となるライバル、ウィンゲゴーとのバトルを見ていても明らかに力の差を感じます。この圧倒的な力を発揮し、コースにさえも愛され勝利を飾ったステージ15について詳細を見ていきましょう!

関連記事

昨年度全てのグランツールで覇者となったユンボ・ヴィズマ。しかし今年は超実力派エース選手の移籍、大型スポンサーの移動などグランツールを取り巻く環境が大きく変化し、ユンボの一強とはならないでしょう。そんな中選手の移籍とともに[…]

第15ステージはフランス革命記念日に行われ、ルーダンヴィエルからプラトー・ド・ベイユまでの197.7kmのコースで争われました。

4つの1級山岳と1つの超級山岳を含む、ピレネー山脈を舞台にした過酷なレース。総合争いの行方を大きく左右する重要な一戦!もちろんレースは序盤から激しい展開となりました!

レースの開始とともに、最初に飛び出したのはDSMフィルメニッヒ・ポストNLのフランク・ファンデンブルークでした。彼に続いて、フランスチャンピオンジャージを着用したデカトロン・AG2Rラモンディアルのポール・ラペラが前線に立ち、意気揚々とレースを引っ張りました。

一方、集団の後方ではアルノー・デマール(アルケア・B&Bホテルズ)やマーク・カヴェンディッシュ(アスタナカザクスタン チーム)などのスプリンターたちが早々に遅れ始めます。

関連記事

今大会のジロ・デ・イタリアのタイムトライアルステージでは、世界的にも未発表のバイクやヘルメットなど数多くの新技術がお披露目されました。これまで以上に巨大化したチェーンリングは周囲の目を釘付けにする威力がありました。中でも非常に高い注目を[…]

最初の1級山岳、ペイルスルド峠では、グルパマ・FDJのダヴィド・ゴデュが先頭で通過しました。DSMフィルメニッヒ・ポストNLのロマン・バルデもアタックをかけましたが、3番目の通過に終わりました。

先頭グループは21人に絞られ、マイヨ・ヴェールを着用したアンテルマルシェ・ワンティのビニヤム・ギルマイやジェイコ・アルウラーのマイケル・マシューズなどのスプリンターも含まれていました。

彼らは37km地点に設置された中間スプリントポイントを目指し、ギルマイは斜行のペナルティを受けて3位通過に降格し、15ポイントを獲得しました。次の1級山岳、マンテ峠では、区間優勝を狙う山岳巧者たちが先頭グループに揃いました。

1分後方にはEFエデュケーション・イージーポストのリチャル・カラパスがブリッジをかけ、山頂通過はモビスターのハビエル・ロモ、続く1級ポルテ・ダスペはウノエックスモビリティのトビアス・ヨハンネセンが先頭でした。

約50kmの平坦区間を経て、先頭グループは後続に3分半のタイム差をつけて1級アニェス峠へと向かいました。

この時点で先頭グループはイネオス・グレナディアーズのローレンス・デプルス、ジャイ・ヒンドレー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエのマッテオ・ソブレロ、EFエデュケーション・イージーポストのベン・ヒーリー、そしてモビスターのエンリク・マスの5人に減少。

デプルスが山頂を先頭で通過しました。ヒーリーがカラパスを引き上げ、先頭グループに合流することに成功。遅れていたヨハンネセンも下りで合流し、先頭グループは2分35秒のタイムマージンを持って最終峠の超級プラトー・ド・ベイユへ向かいました。

関連記事

ヴァーチャルサイクリングで有名な「ZWIFT」がさらなるアンロックを公開!自宅で行うスマートトレーナーを使用したサイクリングにもより一層熱が入ります。広大なヴァーチャル空間をサイクリングする上で是非お供にしたいのが最高のスマ[…]

一方、メイン集団ではヴィスマ・リースアバイクがレースを牽引し、残り距離10.5kmの地点でマッテオ・ヨルゲンソンの牽引が終了すると、ヨナス・ヴィンゲゴーがペースを上げ始めました。

これに対応したのはUAEチームエミレーツのタデイ・ポガチャルでした。スーダル・クイックステップのレムコ・エヴェネプールはマイペースで走り続け、次第に先頭グループに追いつきました。

山頂まで5.4kmの地点で、ヴィンゲゴーが後方を確認すると、ポガチャルがアタックをかけました。ヴィンゲゴーはこれについていくことができず、ポガチャルは全力で飛ばし続けました。

それでもヴィンゲゴーはペダルを漕ぎ続け、エヴェネプールも確実に前進していました。ポガチャルはティボー・ピノの登坂最速記録45分08秒を5分半も更新する39分44秒のタイムで今大会3勝目を飾りました。

彼は休息日前にマイヨ・ジョーヌをさらに手繰り寄せる結果となりました。ヴィンゲゴーは1分8秒遅れてフィニッシュし、エヴェネプールは2分51秒遅れてゴールしました。

ステージ後のインタビューで、ポガチャルは「こんな結果になるとは思っていなかった。すごくハッピーだ。残り6日間を集中し続けるだけ」と語り、喜びを表現しました。

ステージ順位
1. タデイ・ポガチャル(スロベニア/UAEチームエミレーツ) 5時間13分55秒
2. ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク/ヴィスマ・リースアバイク) +1分08秒
3. レムコ・エヴェネプール(ベルギー/スーダル・クイックステップ) +2分51秒
4. ミケル・ランダ(スペイン/スーダル・クイックステップ) +3分54秒
5. ジョアン・アルメイダ(ポルトガル/UAEチームエミレーツ) +4分43秒
6. アダム・イェーツ(イギリス/UAEチームエミレーツ) +4分56秒
7. サンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア/バーレーン・ヴィクトリアス) +5分08秒
8. カルロス・ロドリゲス(スペイン/イネオス・グレナディアーズ)
9. リチャル・カラパス(エクアドル/EFエデュケーション・イージーポスト) +5分41秒
10. フェリックス・ガル(オーストリア/デカトロン・AG2Rラモンディアル) +5分57秒

photo:veron

photo:corvos

  • 関連記事

    2024年に使用されるワールドツアーチームの機材を紹介しようという今回の記事!シーズン前にしっかりと予習しておくためにもぜひチェックしてみてください!前回記事はこちら![sitecard subtitle=関連記事 […]

  • 関連記事

    エアロロードという乗り物最高のエアロロードは、ライディングの平均速度をグッと高めます。巡航速度の維持はサイクリングの快感でもあり、最高の爽快感を提供してくれます。この巡航速度の向上には空力性能の向上が絶対条件[…]

  • 関連記事

    ヴァーチャルサイクリング屋外での実走はとても気持ちが良く最高に充実した時間を過ごせます。が!天気や、仕事などいつもいつも外で走れるとは限りません。そんな時に活躍してくれるのがインドアトレーニン[…]

>最強のWordPressテーマ「THE THOR」

最強のWordPressテーマ「THE THOR」

本当にブロガーさんやアフィリエイターさんのためになる日本一のテーマにしたいと思っていますので、些細なことでも気が付いたのであればご報告いただけると幸いです。ご要望も、バグ報告も喜んで承っております!日本国内のテーマでナンバー1を目指しております。どうか皆様のお力をお貸しください。よろしくおねがいいたします。

日本国内のテーマでナンバー1を目指しております。どうか皆様のお力をお貸しください。よろしくおねがいいたします。

CTR IMG