グラベルバイクのブームやアウトドアブームで注目されているバイクパッキングの世界。
バイクパッキングとは簡単に言うと自転車旅のようなもので、人里離れた場所に行ってキャンプをするようなアドベンチャーライド、非日常的な体験や自然を感じられることでとても人気となっています。
アドベンチャーライド中は天候の変化や、長時間のライド、さらに宿泊に至るまでいろいろなイベントが盛りだくさんということで荷物も当然ながら大量。
この大量の荷物を快適に持ち運ぶために重要になるアイテムが今回取り上げるサドルバッグと言うわけです。
一般的には荷物を持ち運ぶ手段としてはリュックでしょうが自転車でリュックは実は不快アイテム。
ペダリング時にいちいちゆっさゆっさと揺れる上に、背中とリュックの間で大量の汗が発生するのも不快そのもの。
この苦労から解き放たれる上に大量の荷物を運べるメリットはめちゃくちゃでかい!さらに実使用をしっかり考慮されているものが多く機能的、種類も多く自分の用途に合わせられるところもメリット。
ロードバイクやグラベルバイクの見た目の美しさに惚れ込んでいる人には、とってつけた芋虫のようなバッグは見た目的にはよろしくないでしょう。
またバッグの重心位置も高く後方寄りと言うこともありダンシング時には盛大に振られてしまうこともデメリット。
そのほかサドルバッグに足があたり乗り降りが若干ぎこちなくなってしまうのも気になるところ。
といった具合で一気に大量になり、当然サドルバッグのサイズも最大限拡張しなければいけません。
大きなサドルバッグはサドル下部とタイヤまでの間のクリアランスが重要になります。ここが確保できていないとタイヤに干渉するなど取り付け自体ができない場合も発生します。
フレームサイズの小さい小柄な方、女性、子供のサイクリストは特に注意が必要です。
またガチの練習ではサドルバッグすら不要で背中のポッケに
- 羊羹
- サプリ
- カフェインゼリー
- 予備ボトル
などパンパンに詰め込むスタイルがメジャー。
大きなサドルバッグをつけていっても100キロくらいの練習ではそもそも休憩しないので中身を取り出すことができないことを常識としてあらかじめ理解しておきましょう。
見た目やデザインで選ぶ
自分の気に入った自転車をわざわざ不細工にするのはナンセンス。勿論バッグにも気を配りたいオシャレサイクリストは見た目から入ってください。
値段で選ぶ
実は中には高額な商品も混じっていることもあるサドルバッグの世界。予算もしっかりと考慮しなくてはいけません。
荷物を持ち運びできればいいと割り切れるサイクリストは多少のデザインと機能性を犠牲に安く収めることもできますし、背中のポケットやドリンクホルダーを有効に活用すれば積載量を十分確保することもできます。
また一部のオシャレサイクリストに関してはデザインも超重要ですが、お金を払う喜びもしっかりと感じられるよう本物志向でなくてはいけません。
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肩掛けもハンドルバーバッグとしても優秀!
機能性で選ぶ
サドルバッグの機能性は十分に考慮しておきましょう。
中には
- 撥水、完全防水モデル
- ホルスタータイプ
- リアライトなどアクセサリーを取り付けれるタイプ
- など
こちらも豊富にラインナップされ、利便性が一気に向上します。
バイクパッキングを想定している場合や撮影を行う場合も急な雨に対応するため防水性を重視しましょう。防水性の指標「IPX」の数値の高いものほど防水性能が高く安心して高額機材を持ち運ぶことができるようになります。
サドルバッグ周辺のポケットの多いものは荷物の使用頻度ごとに管理できますし、ホルスタータイプのものは取り出しやすさや収納性に特化した作りになっています。
アクセサリーの拡張性も考慮されリフレクターだけでなく、リアライトが装着できるものも選ぶことができます。
総評:世界が広がるサドルバッグ!
サドルバッグは自転車の行動範囲を大きく拡張してくれる頼もしいアイテム。
デザインや機能性も非常に豊富にラインナップされ、自分の愛車にベストマッチなものを選ぶのも楽しみの一つ!
サドルバッグはこれまで以上に自転車との時間を増やしてくれることでしょう。
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