米国の特許情報にシマノの新型デュラエースと思われる情報が発見されました。
その情報の中には
- 12スピード化
- 自動充電シフター
- など
の情報が含まれており大いに期待ができそうです。
リリースのタイミングと傾向
コンポーネントで世界シェアNo.1を誇るシマノ(SHIMANO)。
シマノは例年、4年のサイクルで新型のコンポーネントを発表しています。
同社フラッグシップであるデュラエースDura-Ace 9100は2016年にリリースされました。
本来であれば2020年発表だったはずなのですが、新型コロナの影響もあり新型の発表はありませんでした。
大方の予想としては2021年中にも新型デュラが発表されるのではないかと期待が高まっています。
新型Shimano Dura-Ace
モデル名
これまでのシマノの名前の決め方を参考にすると
- R9200(機械式)
- R9250(電動式)
- R9250(油圧式)
という名前になるのではないでしょうか。
変速機の12速化
米国特許出願20200346713A1
特許情報を見ると変速機の大幅なアップデートが期待されます。
それは12速化するということです。
MTBの世界や他社ではすでに12速化が発表されているため高い確率で実装されると考えます。
スプロケットの歯数については、最小10歯、オフロード向けの最大歯数は48歯となりそうです。
ワイヤレスシフター
米国特許US10766569B2
こちらも特許情報からの推測ですが電動シフターも大幅なアップデートが予測されます。
その内容は無線ワイヤレス送信化です。
シマノはこれまではエレクトリックケーブルを介して信号を送受信していた電動コンポーネントですが、新型はワイヤレス化される可能性が高いと考えます。
ワイヤレスに関してはスラムSRAMがEタップで実装していますので大いあり得るでしょう。
さらにシター本体の中にバッテリーを格納するのではないかという情報も確認できています。
こちらに関しては複数の特許情報が確認されているため最終的な製品にどの機構が採用されるかということは現在では判断することはできません。
自己充電式
米国特許出願20200346710A1
驚くことに電動シフトの大幅アップデートはワイヤレス化だけではなさそうなのです。
もしかするとバッテリーが必要んなくなるかもしれません。
それは発電ユニットに関する特許情報が発見されているためです。
その機構はシフトパドルの動きを利用して発電を行うというもの。
変速機に使われる電力をシフター自体で自己充電島かなってしまおうという機構です。
消費電力自体はわずかなものですので夢のような話ではなさそうです。
リムブレーキ ディスクブレーキ
特許情報の中にはリムブレーキ式の情報も含まれています。
近年ではロードバイクのディスクブレーキ化が大きく進み珍しいものではなくなりました。
しかし現在でもリムブレーキの愛用者は多数存在してい流のも事実。
この情報が正しければリムブレーキ式も発表されるはずですので安心しましょう。
世界3大コンポーネントメーカー(Shimano、SRAM、Campagnolo)で、ロードバイクコンポーネントが12速化されていないのはシマノのみとなっています。
新型の発表が楽しみでなりません!
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