世界各地でレースが開催されロードバイクシーズンがやってまいりましたが室内トレーニングも大いに盛り上がりを見せています!
天候がすぐれない日、限られた時間しか取れない日、そんな時でも室内トレーニングであれば気軽に安全にサイクリングが可能です。
通信回線の発達、アプリの開発など屋内トレーナーとトレーニングを取り巻く環境はここ数年で飛躍的に向上しました。もはや屋内でのトレーニングは外と遜色ないほどに進化しています。
その中でも大きく進化し、外の世界となんら遜色ないほどのサイクリングを室内で行える様にしてくれるマシンとしてスマートトレーナーがあります。
本記事は最新で最高のオススメ!スマートトレーナーをご紹介!さらに!スマートトレーナーに関する得する知識も合わせてご紹介しています!
スマートトレーナーに求めること
価格
中には私の様に室内にハマってしまい室内がメインの人もいると思いますが、基本的に外を走ることがメインの自転車。室内にどれだけの設備を用意することができるでしょうか?
値段による選択肢の幅は現在は非常に豊富に用意されています。
安く収めることで妥協する性能も当然ありますが、果たして私たち一般サイクリストに2000wのスプリントに耐えるトレーナーが必要になるでしょうか?
スペック上の数値だけを追いかける必要はありません。パフォーマンスとして妥当なラインを見極めることも非常に重要です。
フライホイール
一般的にはフライホイールが重ければ重いほど乗り心地が良くなると考えられていますが、実は必ずしもそうとは限りません。重さだけでなく構造、材料、デザインのすべてが役割を果たしています。
重量 収納性
トレーナーにはさまざまな形、サイズ、重量です。そしてそれらは収納面においても各メーカーさまざまな工夫を行なっています。
一般的にはホイールオントレーナーは小さく収納しやすい傾向にあり、ダイレクトドライブはどうしてもかさばっってしまう印象でしょうか。
ダイレクトドライブ形式は大体のモデルが重量が重たく、専用のトレーニングルームがあれば問題ありませんがもしない場合は収納性や持ち運び手段なども十分に考慮するといいでしょう。
パワーと勾配
スマートトレーナーのスペックには計測できるパワーがあります。おおむね約1,500ワットから3,500ワットの範囲が設定されており価格によってさまざまです。ほとんどのサイクリストは1,500ワットもあれば十分であり、プロのスプリンターでさえなければ2,000ワット以上のスペックは持て余してしまうでしょう。
再現できる勾配もスマートトレーナーの性能の一つになります。現実世界で言えば20%もあれば十分な再現度合いではないでしょうか。
またZwiftを含む多くの屋内サイクリングアプリは、難易度を自動的に50%に設定するため、10%の「実際の」勾配はスマートトレーナーでは5%程度で再現されています。もしアプリの難易度の設定を変更する予定がない限りは、あなたが思っているほど高いスペックを必要としないのかもしれません。
静寂性
一昔前の室内トレーナーはうるさいことで有名でしたが、ここ数年で大幅な改善が行われました。
ダイレクトドライブのスマートトレーナーは静寂性が非常に高く、基本的にはチェーンとスプロケットの接触音やシフトの音がメインになるほど。家族やお隣さんに気遣いが必要な場合ダイレクトドライブトレーナーは非常に頼りになります。
スマートバイクという選択
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Elite Suito
入門用に最適解!誰もが納得のコストパフォーマンス!
お値段控えめ!でもZWIFTはしっかり楽しみたい入門向けスマートトレーナー!
スペック
ディレートよりも予算を抑えることができるバージョン。価格が安い分計測可能出力は最大で1,900wですが、それでも一般的には十分と言えます。
計測誤差も2.5%以内に収まっておりよほど拘らなければ問題ありません。しかし最大再現斜度は15%までしか再現できないため、斜度に関しては若干不満に感じるかもしれません。しかしながらフライホイールが最大でないにしても上質な乗り心地には驚くことでしょう。
標準的な接続機能を備えているだけでなくさまざまなアプリに互換を持っています。さらに、トレーナーを購入すると、Zwiftの1か月間の無料サブスクリプションを利用ですることが可能です。
SARIS H3
スペック最強クラス!発売時期が若干出遅れただけ!?
TACX、WAHOOに割って入れるか!?スペック申し分なしの新星!
(画像クレジット:Saris)
重量は重たいのですが折り畳みも簡単なため収納には困りません。
パワー精度に並々ならぬこだわりがなければタックスやワフーと遜色ありません。
Tacx Neo 2T
もはや現実!?最強にして最高のスマートトレーナー(値段も最強)!
TacxNeo 2Tは、Tax独自の電磁駆動ユニットを使用しています。
独自設計のフライホイールをシミュレートし、最大負荷2200w、最大再現斜度25%を実現。金属製のフライホイールには磁気駆動の電子コイルが付いており、ペダルを踏むほど磁気抵抗が高くなります。逆に下り区間などでは電磁コイルを制御することで慣性をわずかに高めて、よりリアルなスピンダウンを実現します。
仮想ライドをより現実的にするために、砂利、石畳、木の板などのさまざまな仮想空間をリアルにシミュレート可能。ただしレースやハードなトレーニング時は気づかないことも…。
自転車がトレーナーに固定されている感覚を最小限に抑えるために、トレーナー固定部の改良も行われています。Tacxによると、パワー測定はなんとキャリブレーションを必要としないにもかかわらず計測誤差は1%以内であり、トレーナーは左右のパワーバランスなどの高度なパワー測定も可能です。
さまざまなアクスル企画に対応しており、142×12および148×12ブーストハブ用のアクスルアダプターが同梱されています。収納面ではトレーナー自体を折り畳むことが可能なためクローゼットに簡単に収納できます。
WAHOO KICKER V5
Taxと並ぶ二大巨頭!性能面も抜群で選手たちからも熱い信頼を得ています!
Tax neo2T最大のライバル!豊富な拡張オプションも嬉しい限り!
スペック
Wahoo’s Kickrは、発売以来、最高のダイレクトドライブスマートトレーナーの1つとなっています。
独自のフライホイールを使用することで、ペダリングは至極自然。Kickrは負荷変動の能力も抜群でZWIFTレースのアタックにも俊敏に対応可能です。
最大計測出力も2200w、再現斜度も20%を誇り、ゴールスプリント時なんの遠慮も必要ありません。しかしややオーバースペック気味…この性能まではと思いますが基本性能が高いことから確実に満足できます!
高さ調節可能な折りたたみ式の3本足ベースはライザーブロックの役割も果たしてくれます。
さらにオプションとして
(画像クレジット:wahoo)
- Kickr Climb
- HeadwindBluetoothファン
を併用すれば屋外と勘違いするほどリアルな体験ができるでしょう。
付属のアダプターはSuperBoostを除くすべての最新の車軸規格に対応しています。
さらに自転車だけでなく、トレーニングアプリやサイクリングヘッドユニットなどほぼすべてのサービスと互換性があり、ANT +、ANT + FEC、Bluetoothなどの通信規格に対する互換性も備えています。
Wahoo Kickr Core
ミドルレンジにしてほぼ死角なし!誰に対してもおすすめ!
待ってました!個人的には一番おすすめ!
スペック
Kickr Coreは、Kickrをわずかにグレードダウンしたバージョンです。Kickrのと比べトップエンドのパフォーマンスと折りたたみ可能な脚部こそありませんが、信頼性が高く静寂性も非常に高くできています。
フライホイールは若干性能が下がるため最大計測出力は1800w、最大再現斜度は16%となります。スペックのみを比べるとハイエンドモデルに見劣りするかもしれませんが、多くのサイクリストにとって必要にして十分なスペックと言えるでしょう。
Kickrと同じアクスルアダプターが付属しています。
追記
実際に購入し一年以上ZWIFT内で使用してきましたが非常に優秀!ZWIFTのコース上では再現斜度が16%あればほぼ全てカバーできますし、スプリント時も1800wは余程のスプリンターでもなければゴール前でそんなパワー出せません!
特に優秀なところは負荷変動のスムーズさ!手放しで褒めていますが壊れたら買い直すことだけは間違いないでしょうwww
それほどにオススメしています!
Elite DiretoXR
優れた精度と乗り心地を実現!手頃な価格で手に入るダイレクトドライブトレーナー!
スペック
EliteのDiretoXRスマートトレーナーは、Tax neo2Tをも上回る2300wの最大出力を計測でき、斜度は最大24%の勾配を再現できます。
内部フライホイールは前モデルから改良が加えられ、エリート独自のOTSシステムを搭載しています。OTSシステムはノイズ発生を抑えることでより、リニアでスムーズな負荷変動を可能にしています。
OTSシステムは、ペダリング時の効率に関する情報も計測、表示することができ、パワー計測誤差は 1.5%以内となっています。
クイックリリース用のアダプターと142×12スルーアクスルも同梱しています。
トレーナーの脚部をスイングして格納することができスペースを最小限に抑えます。ドライブ側のシェルユニットがかっこいい格子状の形をしていますが、見た目はいいのですが少しほこりっぽくなるのがたまにキズです。