デローザが創業を開始したのは1953年、今から約70年も昔の話。老舗ブランドとして、フランチェスコ モーザーやエディ メルクスなど有名なサイクリスト達のためにバイクを製造、最近では 2022 年までチーム コフィディスのためにバイクを製造してきました。
今年デローザは、ロードレースでの長年の成功を記念して、デローザ セッタンタというスペシャルなバイクを発売します。
センタッタとはイタリア語で数字の70を意味し創業の歴史を表しています。
特別なモデルの開発に伴いピニンファリーナと共同で設計、「史上最も先進的なデローザバイク」をコンセプトに作成されました。
デローザとピニンファリーナは、伝統的なフレームデザインをエアロチューブの形状で成形。マットなクリアコート仕上げの下に、シートステーからカーボン仕上げがのぞきます。
センタッタは独立したフレーム設計であり、これまでで最も軽量に仕上げられます。デローザによる発表は、サイズ54cmのフレーム重量で730グラム、フォーク重量は280グラム。この重量はMerakのフレームとフォークに比べそれぞれ約 70 グラムと 90 グラム軽量です。
完成車重量は公開されていませんが、上記のような重量のフレームであることから完成車も十分に軽量なバイクであることに間違いはありません。
また組み合わされるFSA の ICR ヘッドセットとステムのおかげで完全内装型ケーブル配線になっており空力特性にも抜かりなく、フレームにはBB86ボトムブラケットシェルが採用、最大32mmのタイヤクリアランスを有しています。
フレーム全体の外観は De Rosa Merak と大きく違っているわけではありませんが、センタッタにははめ込み式上部ヘッドセット カバーなどの独自のカスタマイズが施されています。
2この二つのフレームのジオメトリを比較すると、フレームのリーチ、スタック、フロントセンターの数値もほぼ同じですが、完全に一致しているわけではありません。しかし例えば54 cm の Merak に慣れている場合は、52.5 cm の Settanta でも同様のフィット感が得られると考えて問題ないでしょう。
すべての Settanta には、1953 年のデローザブランド創設 70 周年を記念して、De Rosa のハートと数字 70 が入ったヘッドチューブのロゴが入り、二種類のペイントが用意されます。
完成車として販売されるコンポーネントセットは
- Campagnolo
- Shimano
- SRAM
を選択することが可能です。
All photo:De Rosa/Pininfarina
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