SuperSixEvo
キャノンデールの超軽量オールラウンダーSupersix EVOは2019年に大幅なモデルチェンジを行い、ついに待望のエアロダイナミクスを手に入れました。
これまでの評価も非常に高いことで知られていたSupersix EVOは、特別得意としていた山岳コースからオールラウンダーの名前の通り特徴をそのままに大きく進化を遂げました。
ご存知の方も多いかと思いますが初代のカリカリの完全にレーサー寄りの乗り味からは若干マイルドになったものの反応性は依然として高く纏まっていました。
歴史に名を残す名車はさらなる戦いの場を求め進化します。
その戦いの場はなんとオフロード!
その名も
SuperSixEvo CX
SuperSixEvo SE
この2台はそれぞれ異なったシチュエーションで真価を発揮します。
ここ数年盛り上がりを見せるグラベルライド!ロードバイクとは違い、オフロードを含めたサイクリングコースを走破します。オンロードでは体験できないような冒険にも似た感覚に中毒者も続出中! 私たちが生活[…]
SuperSixEvo CX
SuperSixEvo CXはシクロクロスレースに特化させたモデルです。
元々反応のいいフレームはアタックを幾度となく繰り返すシクロクロスにはぴったりかもしれません。
コンポーネントはスラムが搭載され、Force11スピードメカニカル1xシステムで構成されます。
クランクには、キャノンデールホログラム40T、リアディレーラーはロングケージがセットされ11-36Tカセットスプロケットが組み合わされます。
オフロードに適した油圧ディスクブレーキを採用し、レーサーらしくフロント160mm、リア140mm。
センターロック仕様のFormulaCL-712およびFormulaRXC-400ハブにホイールリムはDT Swiss R470。
標準でVittoria Terreno MixTNT 33mmチューブレスタイヤがセットされタイヤクリアランスは最大45mmとなります。
SuperSixEvo SE
一方SuperSixEvo SEはグラベル走行に特化させたモデルとなっています。
過酷なグラベルに特化することで様々な状況に即座にマッチしてくれることでしょう。
採用されるフレームこそCX同様のものですが、コンポーネントがスラムRival eTap AXS 2×12に変更され、幅広い対応力を有する46/33Tチェーンリング、リアカセット10-36Tを採用しています。
もう一点大きな違いがあるのはホイールがDT Swiss CR-1600スプラインホイールとなっていることです。このホイールには標準でVittoria Terreno Dry TNT 40mmチューブレスタイヤがセットされ、こちらもタイヤクリアランスは最大45mmとなります。
All photo:https://www.cannondale.com