Muoverti TiltBike
Muoverti TiltBikeは、自宅で行う室内トレーニングでのオンロード(およびオフロード)のライドのほぼすべてを革新へと導く全く新しい没入型エアロバイクです。エラストマーを使用したライダーが個別に調整できる独自機構を備えています。この機構は横方向にフレームをロールさせこれまでにないリアルな走行感を提供するというものです。さらにTiltBikeはZWIFTのコントローラーとしての使用を想定して設計されておりなどの動作に対応します。※現在ZWIFTはブレーキには非対応
最新のアルゴリズムで解析
最新の制御技術を用いた物理エンジンシステムにより、路面摩擦、傾斜再現性、ライダーの体格や重量はもちろん、これらが影響する加速度(加減速)などを独自のアルゴリズムで解析、反映します。
そしてこの分析速度が尋常じゃない!なんとその速度は1秒間に1,000回データを更新するというもの。否が応にも期待は高まります。
最近のスマートトレーナーをよく見ているみなさんならまず目につくのはフレーム下部の機構でしょう。この機構こそがTiltBikeらしさであり最大の売りと言えます。この機構はバイクの実際の動きを再現すべく、横方向にフレームを回転させます。ただ回転させるだけではなく自動で元のポジションへ戻ろうとするセルフセンタリング機構を搭載するハンドルのおかげで非常に実走に近いバイクの挙動を再現しています。まだ詳しい情報こそありませんがこの左右のロール機構はライダーの体重によって強弱を調整できるようで、写真に写るエラストマーが鍵を握ることになるでしょう。
現在手に入るスマートトレーナーの多くは左右の傾きに関しては大きな進化はあまり見られず、この一点に関しては不自然さが残ります。実際に私もワフーキッカーを愛用しているのですが左右の傾きは不満を持っています。
この問題点に真っ向から勝負した意欲作であり、ステアリング機構やブレーキ機能をも両立して搭載しているところを見ると期待せずにはいられません。
各ライダーごとに調整できるのはポジションだけではない
さまざまな体格のライダーにたいしてポジションを提供するだけでなく動作の一つ一つまで細かく調整できるというのはこれまでにも少ない要素です。そしてこれらのデータはメーカーによって解析され動きとして反映されます。これからのEスポーツの新しい楽しみ方につながっていく予感を感じます。肝心の駆動部は専用のドライブユニットにカーボンベルトを介して接続されその静寂性は非常に優秀。
ハンドルのブラケット部分に備わる専用のコントローラー。
シフターに統合されたコントローラーはジョイスティック型を採用し、バイクを降りることなく簡単な操作でシステムを操作することが可能です。
TiltBikeが表示することのできるデータは、パワー、速度、ケイデンス、L / Rバランス、ペダルの滑らかさ、トルクの有効性、横方向の力、さらには座った状態と立った状態の測定値を含むライドデータを全てリアルタイムに表示可能です。そしてこれらのデータを計測するための特別なセンサーは必要ありません。
非常に気になるお値段ですがまだ発表はありません。非常に高価な予感はしていますが公式の発表を待つことにしましょう!
2021年オススメスマートトレーナー
TiltBikeがすごいことは十分にわかるのですがお値段次第では待ったがかかります。そんな時は2021年を代表するスマートトレーナーはいかがでしょうか!?
是非実際のレビューも併せてご覧ください!
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