今回は極端な要望の違いに対しピナレロが提案する究極の答えをご紹介します。
パワーを１Wワット削るために一体いくら必要になるのか！？[caption id="" align="aligncenter" width="896"] photo:cyclingmed[…]
DOGMA X
Pinarelloが今回完全新型となるDogma Xを発表。注目すべき点はなんとこのバイクはTeam Ineosでの使用は全く想定していないということ。ピナレロ自身もワールドツアーで活躍するレーサーのために作られたフレームではなく、我々一般サイクリストのために設計されたものだと明確に公表しています。
非常に興味深い今作、では一般向けにDOGMA Fをダウングレードされた典型的なエントリーモデルなのか。
では見ていきましょう。
X ステイ
バイクの快適性を簡単に向上させようと考えればサスペンションが一番手っ取り早いアイテムでしょう。ただしどうしても重量はかさんでしまいます。ピナレロは可能な限り軽量に仕上げるためシートステーの形状に注目。
採用されたX型のX-Stay デザインは快適さとパフォーマンスが見事に融合する斬新な機能的なデザインとなりました。細身のシートステーは垂直方向のコンプライアンスを高めるために湾曲、シートチューブへの 4 つの取り付けポイントと X クロスブレーシングがペダリング効率の向上を支えます。
シートチューブへの取り付けポイントを2倍にして面積を大きく確保することでライダーが感じる振動を大幅に低減することにも成功しています。
タイヤクリアランス
フレーム構造
エアロ性能
重量
photo/Zach Overholt/Bikerumor
ジオメトリー
ラインナップ
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